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モニター釣行記

株式会社ラインシステム テスター釣行記

2012年06月26日掲載 稲村順一氏からのレポートが届きました。

稲村順一氏からのレポートが届きました。


「順ちゃん、すごいことになっているよ!間違いなく今年一番のハタキだよ。明日来られない?」6月20日(水)の夕刻。毎年乗っ込み情報を提供してくれる山中湖平野ワンドの舟宿:きくすいの天野マスターからの電話からは、待ちに待った本格的なハタキを目の当たりにして、たいへん興奮している様子が伝わってきました。実は5月初旬の大潮のときも、まとまった雨による濁りが入った翌日に小規模ながら大型のハタキが見られ、GWのさなか強行に釣行しましたが、そのときは最大40㎝止まりであえなく撃沈。その際のリベンジを果たすべく、20日深夜に自宅を出発、一路山中湖に向かいました。

21日(木)の天気は、朝は晴れ間が見えたものの見事な朝焼け雲に「雨」を確信。通常の釣行であれば雨は御免蒙りたいところですが、山中湖に限って言えば雨は大歓迎。過去の釣行でも尺半オーバーを釣り上げたときは必ず雨が降っていたので、シチュエーションとしては言うことなし。あとは確実に大型が通るポイントを探り当てるのみ。同湖に通い詰めている訳ではない私の「頼みの綱」は、天野マスターのポイント選定のみ。まずは手堅いところと言って舟着場対岸にあたる大間々岬突端の遠浅の砂地に向かいました。すると数十メートル離れたところからも聞こえる「バシャバシャ」と激しいハタキの音。振り返ると水没したヤナギに数え切れないほどのヘラブナがハタキの真っ最中。ここでのセオリーはハタキ予備軍の待機場所、または移動時に必ず通過する魚道を見つけること。そこでヤナギのブッシュに舳を突っ込み、水竿は左右に浅く刺しただけで固定完了。水面に頭を出したヤナギの突端に届く15尺を継ぎ、際狙いから徐々に離して、底の状態の良いポイントを探すことにしました。

一応タナ取りゴムで水深を測ると、ヤナギの際50㎝付近ではなじみ幅が一定せず、さらに右に1mほど離したところで比較的安定した底が見つかり、そこから徐々に深くなる地形が分かったところで、スタート時のポイントをヤナギの際から1.5mのところに定めました。水深はほぼ1mで、打ち始めのタナは上バリトントン。バラケにグルテンで振り切り気味に打ち込むと、約5目盛りのなじみ幅が出ることを確認。エサが大きいのでほとんどアンカー状態のままウキが戻さないため、頃合いを見て早めの打ち返し。3投目に大きなアオリが出て直ぐさま「ズバッ」と消し込んで40㎝級のスレ。その後3回ほど同じようなウキの動きでスレが続いたため、タナを5㎝程ズラしてアオリを抑制。すると、ゆったりとしたウキの戻り際に「ガチッ」とアタって先ずは42㎝の放卵ベラがヒット。そして同型が3枚続いた後の4枚目。同じようなタイミングで「ズブッ」と重々しくウキが水中に突き刺さり、合わせた瞬間に一気の沖走り。慌てて両手でサオを握り、ブッシュに駆け込まれるのを懸命にこらえて半ば強引に引きずり出すと、水面を割った大きな口から尺半クラスの大型であることが一目で分かりました。それまでとは明らかに違う重量感と圧倒的な存在感。検寸のためにスケールに乗せようとすると、あたり一面に卵をまき散らし舟の中はとんでもない状態に。これが当日の最大魚47.6㎝。それ以降も42~43㎝級が釣れ続き、開始3時間で同型を約20枚。ところが9時頃突然陽が射して空が明るくなると、次第にハタキの音が終息。ウキの動きからも大きなアオリが消え、重みの無い感じの「カチッ」としたアタリで30㎝級の放流ベラが入れ掛かり状態に。そして、それも終わると最後はマブナの3連チャン。これではこのポイントは期待薄。一旦陸に上がって休憩タイムとしました。

CRUCIAN釣行記
当日最大魚:47.6㎝

午前11時過ぎ。小雨が降り出すと、舟付場周辺でも再び激しいハタキが始まりました。後半戦のポイントは平野ワンド北岸のヤッカラ群の際。朝からココを狙っていた人がかなりの数の大型を釣り上げていたという情報から、遠目にも分かるくらいヤッカラがゴソゴソと揺れ動いていた一角に舟を止め、今度はサオ11尺、タナ約80㎝の底をバラグルセットで再スタート。この場所でもエサ打ち数投でウキに変化が表れ、開始から15分でいきなり放卵した尺半クラスがヒット。この頃から小雨は水面に叩きつけるような大雨に変わり、その雨のせいなのか、それともこちらのポイントの方が大型の巣だったのか、明らかに初めのポイントとはひとまわり異なる大型が次々とハリ掛かり。後半戦は約3時間で46㎝/2㎏超級を筆頭に尺半クラスを7枚、平均42~43㎝で合計19枚という、乗っ込み期の釣りとしてはこれ以上ない大満足の釣行となり、前回釣行のリベンジを果たすことに成功したのです。

CRUCIAN釣行記
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ヤッカラ前のポイント(水深80㎝)
最大重量2.5㎏超級(45㎝)
CRUCIAN釣行記
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体高ある46㎝尾ひれ無し(涙)
尺半オーバー7枚

■この日の決まりエサは以下の通りです(タナ0.8~1mのバラグルの底釣り)
◇バラケ=「ダンゴの底釣り夏」50cc+「ダンゴの底釣り冬」50cc+「真底」50cc+「ペレ底」50㏄+水100㏄
※基エサは硬めに仕上がるので、これを耳たぶくらいの軟らかさになるまで手水と押し練りで調整。寄りのピーク時にはボウルのフチに擦りつけるようにしてネバリを加え、強いアオリにも耐えるタッチにすることがポイント。エサ付けサイズは直径15㎜。大型狙いの場合、一般の底釣りの3倍くらいの大きさが標準。じっくりアタリを待つようなときはさらに大きくすることもあります。 ◇クワセ=「新べらグルテン」50cc+「グルテンα21」40cc+水100㏄
※使い始めの時点から強めの押し練りを加えてエサ持ちを強化。大型が寄ってきたらさらに手水と練り込みを加えてネバリを出し、軟らかくてもハリ抜けしないようなタッチに仕上げるとカラツンらしいカラツンはほとんど出ず、2目盛り以上「ズブッ」と入るアタリでほとんどヒットしました。

当日の釣りのキモは上記エサ使いと、水深にしてはオモリ負荷量の大きなウキの選択です。エサは軟らかめが基本ですが、ネバリが足りないと大型のアオリで簡単にハリから抜けてしまいます。寄っていない状態ではしばらくそのままで持つくらいのまとまり感が必要で、これが直ぐにエサに食いついてくる通常のヘラブナとの摂餌タイミングの差(※大型は寄ってからじっくり時間をかけてエサを吸い込む))を埋めるキモなのです。ウキは今回琴浦社長からお預かりしたプロトタイプの底釣りウキ(写真参照)。詳細スペックは未だお知らせできませんが、ほぼ完成形のものですので、近々皆様にご報告できると思います。キモはズバリ大型のアタリに見合ったオモリ負荷量。水深僅か0.8~1mの底釣りですので、通常であればボディ7~8㎝くらいのもので十分ですが、相手はなにせ放卵した尺半超の乗っ込みベラ。そのアオリは強烈で、可能な限り小さな動きを抑え、確実に食ったアタリを的確に伝えてくれるものでなくてはなりません。ちなみの今回使用した底釣りウキのオモリ負荷量は約2.2g。通常の底釣りであれば15~16尺一杯の底釣りでも良いくらいのオモリの乗りです。最初のセッティングでは大き過ぎるかなとも思いましたが、結果を見ればご覧のとおり。運良くエサもタックルもピッタリとマッチした次第です。

mark 2012.6.21(木)
mark 山梨県南都留郡山中湖村 山中湖(平野ワンド内:舟宿きくすい)
曇りのち雨 ※東寄りの微風 (最低気温17℃/最高気温18℃)
mark NFT 春影15尺
瑞雲 雷鳴「飛鳥」11尺1寸
極弦「巨べら」2.0号
極弦「巨べら」上1.2号−30cm/   下1.2号−38cm
mark 上下テキサスSasori HARD-8号
バラケ&グルテン(上記ブレンド参照)
mark 0.8~1m(バランスの底釣り)

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